鞍掛山(477m)に登ってきました。
小松市滝ヶ原町にある鞍掛山に登ってきました。別の名前を『舟見山』と言うそうです。途中に船見平というところがありました。日本海を見渡せる展望の良い場所です。その昔『北前船』が航海の時にこの山を目印にしたところからつけられたといういわれがあるそうで、鞍をおいたような形が山の姿です。
初めての山ですからどこから登るか分かりませんでしたが、分かりやすい案内板があってこれを見て『西の谷登山道』を登ることにしました。私たちのグループが案内板を見ているときに、親子連れのグループが同じコースを登る話をしていました。何度も登っているようでお父さんが子供たちに説明しています。私たちも安心して登れそうです。前の日にインターネットで下調べをした時に鬼ガ岳のような急登が何か所かあるとの情報でした。この山は結構人気のある山らしく駐車場も満杯です。第一駐車場はすでに満車で私たちは第二駐車場に止めて登山開始です。
駐車場の周りにはトンボの楽園があるとの立て看板夏にはいろいろなトンボが飛び交っているのでしょうか。また是非見に来てみたいと思います。ここへ来る途中にも道に迷いそうになって村の人に訪ねたところで今日は桜祭りがあるので是非にと・・・(帰りに立ち寄ることに)滝ヶ原町というところは後で分ったことですが、自然の保存とか里山への活動が盛んな町ということです。登り始めると登山道がとても綺麗でかなりの手入れがされています。お金の問題も確かに大事なことですが、『鞍掛山を愛する会』と看板に書かれているように住んでいる人たちの活動がしっかりと支えていることが伝わってきます。
いつも山を登ると思うのですが、地元の人の活動は大変なものだろうなと・・・階段を作るにしても木々の枝打ちをするにしても伐採をするにしても、その材料や道具を運ぶのにどうしているのだろうか・・などと考えます。階段を一日に10段作るとして全部作るのに何日かかるのだろうか・・・材料を担いで登ると何人の人で作業をしたのだろうか・・・不思議になります。山を登るといつも感謝です。(すぐに忘れてしまいますが)
杉林の杉の木も綺麗に枝打ちされています。あちこちの山が荒れているこの時代にこれだけ手入れされている山はなかなかありません。
船見平から見る日本海・・・かすんでいたので残念ですが小松の町加賀の街並みが見渡すことが出来ます。小松ドームが白い屋根を見せています。
この地点で結構登った感じでしたが、まだ半分の地点です。鞍掛山の頂上が遥か彼方に見える感じです。急登はまだ先のようです。
お天気も良かったので快適な登山に・・・山はお天気次第です。登り始めて彼是1時間ほどゆっくりと登りましたが若い方につられて速くなったようです。しかしそんなに疲れは無いように感じました。頂上にはすでに先客が大勢おられて休息・・・思い思いにお弁当などを広げて楽しんでいます。中には美味しそうにビールで乾杯をしているパーティーも・・・私も飲みたい方ですが・・・我慢我慢です。
360度を見渡せる展望は素晴らしい。白山、大日山、火燈山などなど・・・山々の頂が見ることが出来ました。欲を言うと空がもっと青く澄み渡っていると最高でしたが・・・贅沢を言ってはばちが当たります。
ところでこれはどういうことでしょうか。山の高さが????????????????。
477mと478mの看板があります。それも高い場所のところに477mがあって、低いところに478mが・・・・面白いですね。調べてみると477.7mが正しいようで、方や切り捨て、方や四捨五入または切り上げということでしょうか・・・三角点も屋根つきというか、そして二つあるのです。
帰りは行者岩登山道を下山することに、途中鞍掛山十一面観音、行者岩、千手観音、仙人滝があるというコースを・・・もとの駐車場に合流するので安心です。
下山の途中ではいろいろな花を見ながらゆったりとカメラに撮りながら歩くことが出来ました。
花の名前はいつも聞くのですが、山を下りるとすべて忘れてしまいます。
誰か忘れない方法を教えてくれませんか。
12時過ぎに下山することが出来ました。一緒に登り始めた他のグループの方も下山してきました。帰りに朝お誘いのあった桜祭りに立ち寄ることに。
丁度宴たけなわでカラオケタイム・・・仲間がカラオケに出ろとうるさく言うので・・・申し込んでみたら残念ながら定員いっぱいだということ・・・ホッとしました。焼きそばや焼き鳥など少しばかり頂きながらカラオケを聞いていますと・・・司会の方が地元出身の歌手の紹介・・・今から歌うとのアナウンスです。正直なところ聞いたことのない歌い手さん・・・相川美保
でも聞いてみるとなかなかの歌唱力です。トークの中でNHKの歌謡番組に今回出演していよいよメジャーの仲間入り果たしたので・・・今後ともよろしくとのPR・・・
ヒット曲に恵まれればヒョットもして大ブレークするかもね・・・会場の皆さん喜んで御ひねりを相川さんも会場の皆さんにお愛想を・・・お客様は神様ですから・・・頑張っていました。
長閑な田園の滝ヶ原町の桜祭り・・・町おこしというか村おこし地域の小学校は廃校に・・・校舎を残すべく自然と共存する里山自然学校こまつ滝ヶ原になって活動しているとのことです。
宴たけなわの中、私たちは帰路に・・・地域の方たちは遅くまで楽しんでいたことでしょう。小さい町の良いところはこういった懇親の催しを通じて地域の人楽しめることではないでしょうか。
え