あこがれの尾瀬散策と燧ヶ岳登山に行ってきました。・・・
ずうーっと以前から行ってみたいと思っていた尾瀬・・・定年になったらなんて思っていた尾瀬に・・・山友達に誘われて行ってきました。いろいろ予定があったのをキャンセルさせてもらって行ってきました。かなり歩かなければいけないことは知っていましたが、山を一つ登るとは知らなかった。予定表を見せてもらった時、これはやばいというのが正直な感想。でちょっと前の本ブログでも紹介しましたが練習というかトレーニングというかよく似た山を想定して訓練らしきものをやりましたが・・・なんのなんの・・・騙されたというか鬼ガ岳や銀杏峰どころではありません。・・・
燧ヶ岳の地図をインターネットで購入していろいろ調べましたがルートごとの標準時間を見るとゆとりがありそうでしたが、実際に登ってみるとなんのその・・・私のための標準時間ではなかった。
でも・・・結論は楽しかった。今はやりの言葉というか、もうすでに死語かも・・『超スゲェー良かった』。私の場合カメラで写真を撮りながらのシンガリ行程ですから、遅れると走り、走り走りの連続です。リュックの重さも約10kg、ペットボトルを余分にと思ってなお重く・・・しかし日頃の鍛練というかジョギングで鍛えたおかげで何とかなりました。
第一日目の行程は写真の木道の先の山の麓まで・・・『原の小屋』というところの山小屋です。
尾瀬戸倉の第二駐車場で車を置いて、タクシーで鳩待峠まで約三十分このあたりはまだまだルンルン気分で、どちらかというと上高地あたりへ遊びに行く気持ち・・・鳩待峠から山の鼻小屋までが1時間ほど・・・ずーっと下りですから写真を撮りながら走って、追いつきまた写真を撮る。。。走る・・・の繰り返し。尾瀬ヶ原を東電小屋経由で3時間余り予定を、9時40分に鳩待峠を出発して1時過ぎに原の小屋に着きましたから大体予定通り・・・しばらく休憩したあと平滑の滝を見に行こうということで有志3人で出掛けました。私の地図情報では片道50分とあるので・・・行こう行こうという気分で・・・しかしながら知らないところは大変です。行けども行けども目的地に着かない・・・友人は山のプロですから何事もなくすいすいと先へ先へ・・・
でも、行ってみてよかった・・・・
奥深い山の中のこんな滝を誰がどのように発見したか不思議です。帰り道は遠かったではなく近かった・・・こんなものですね、知らない道を行くときはだんだん遠くなったように感じて帰るときは早く感じる・・・そんなことが良くあります。
蝶々と虫が出会って『こんにちわ』です。感じたことは虫たちが逃げないことです。一生懸命に花の蜜を吸っているからでしょうか・・・それとも私たち人間の怖さを知らずに生きてきたからでしょうか・・とすれば尾瀬を訪れた人はみんないい人ばかりだったのでしょうね・・・
花の名前も蝶々の名前も虫さんの名前も知らないけれど、素敵な風景というか出会いというか感動の一日でした・
出会いと言えば、福井から、この尾瀬に来てこの時期に、この同じ場所に来るなんて天文学的な確立になるのでしょうが、セカンドライフの活動でご一緒した知っている方に出会いました。
・・・・・第一日目は早く寝てしまいました。ビールを飲んで気持ちよく、ぐっすりと二日目は燧ヶ岳登山です。
朝起きると少しばかり雲行きが良くありません。天気予報では全国的に晴れマークだったのに・・・
見晴新道からの登山です。見晴らしの良い登山道を想定していましたら見晴らしが悪いと取れそうな道です。足元は石ころだらけで・・・案内の地図には『岩の多い急登』が続くとありました。4時間弱の標準コースですが・・・冒頭にも書いたように、私の標準時間では5時間弱かかったようです。
山小屋を出発したのが6時40分ごろ、頂上で記念写真を撮ったのが11時40分ですから・・・
ゆっくりの登山ですから写真を沢山撮ることが出来ました。
普通の山は下りは楽ですが、この燧ケ岳は少しばかり違っていました。下りも岩場が続き歩きにくい急な坂道です。2時間30分の標準時間ですがやはりこれも私の基準時間ではありません。
お昼のお弁当を出してしばらく休憩しながら、下山の準備。12時50分ごろに小雨が降り出してきたのでカッパや雨具を出して雨対策をして下山です。3時30分ごろに2日目の泊まる長蔵小屋が見えてきました。
少しばかり晴れ間が覗いて尾瀬沼が顔を出してくれました。
尾瀬沼までかなり下りてきましたがその後のだらだらとした道のりが結構足に堪えて足の裏が岩に乗るたびに痛く感じてきました。
いろいろな花や昆虫が沢山咲いていたり飛んでいたり・・・もう少し早く来れば水芭蕉やニッコウキスゲが咲き乱れていたのでしょうが・・・・
夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬遠い空
水芭蕉の花が咲いている
夢見て咲いている
水のほとり
はるかな尾瀬・・・遠い空
歌に歌われている景色がそのまま私の目に浮かんできています。
友人に感謝しています。一人では来ることが出来ませんから、無理やりにでも連れてこられてでもしないとなかなか来れません。
2日目に留まる山小屋が見えてきたので、あたりの景色をゆっくりと堪能です。
みんなで座り込んで・・・先客といろいろ話し込んで暫し時間の過ぎるのを忘れてしまいました。
3日目のブログはまた後ほどにして、いったんここで・・・