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2011年8月13日 (土)

お盆の一日    

毎年同じではあるのですが・・・今年もまたお墓詣りに・・・深谷霊園、足羽山墓地、春江の実家の墓地、勝山の友人のお墓・・・と回ります。

お墓を綺麗にして蝋燭に火を点け、線香を点けてお供えをあげてお経を・・・『吾亦紅』という歌があります。『マッチをすれば、おろしが吹いて、線香がやけにつきにくい、さらさらゆれる吾亦紅、ふとあなたの吐息のように、・・・・・』、ホントにこの歌のように線香や蝋燭になかなか火がつきません。ついたかなと思うと風が、さあーっと吹いて消えてしまいます。

まあ何とか一通りお参りができてよかった。だんだん歳をとっていくとお墓詣りにも行けなくなってしまいます。

母のお墓は田んぼの真ん中にあります。Img_5048遠くにゆりの里公園がみえます。お寺は近くにありますが、墓地は田んぼの真ん中で昔の火葬場(サンマイ)が隣り合わせになっています。今は使っていないそうですが・・・

勝山の友人のお墓は小舟渡の橋を過ぎてしばらく行くと保田という地区があります、この一角の山裾にあります。

お墓参りのあと、こんなものを見つけました。

いつも知っている道を通っていたのですが、今日はちょっと違う道を通ってみましたら、保田時計台というものがあるではありませんか。

Img_5068 毎年のように近くまで来ていたのに、気づかない・・・・こんなものです。で、今日は帰りにところどころに寄り道をして帰りました。

小舟渡・・・・もう今から60年前に私の父親に連れてきてもらった記憶があります。小舟渡温泉?とかいうものがあって、昔の行楽地だった。今では越前鉄道の小舟渡駅もさびれたままで、乗降する人もほとんどいないのでは・・・・

Img_5075 Img_5083 小舟渡の端の上から遠くに恐竜博物館が・・・たまご型の建物が輝いて、川ではアユ釣りの釣り人が竿を・・・・

鳴鹿の堰を通ってみると、九頭竜川のあちらこちらで釣り人がアユを釣っています。暑い中川の中に結構な時間浸かっているのでしょう。

Img_5090 緩やかな川の流れになっている鳴鹿の堰の上流付近に、サギの仲間でしょうか・・・夏の暑さを避暑しているかのように・・・川辺のこんもりとした木陰で休んでいます。

Img_5127 まるで湖のほとりのような情景でした。

いつも何気なく通り過ぎてしまっている風景があちこちにあるものですね・・・・

こんなことして写真を撮っていると携帯が・・・武生の友人からでした・・・・ハスの花を持ってきてくれているとの電話・・・友人宅に預けておくから・・・ということで、帰りにいただきに・・・・持って帰ってさっそく飾らせていただきました。

Img_5137私の場合は、 もう七回目のお盆になるのです。毎年ハスの花をいただいて。その友人も今年連れ添いを亡くされて、これからも元気で美しく頑張ってください。一緒に励ましていきたいですね。

『・・・我やさき人やさき、けふともしらずあすともしらず、おくれさきだつ人は、もとのしづくすゑの露よりもしげしといへり、されば朝には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり・・・』、お経の本にこんなくだりがあります。悲しくても人は生きて行かなければならないのですね・・・・

頑張りましょう・・

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