暇人で九谷焼きまつり見物
例のごとく、早朝のジョギングが終わり、320会も終了して・・・さあ~どうする。明日の予定は皆スケジュールアップされているらしい・・・。
暇人同士で九谷焼きまつりへ行こうということに・・・寺井とかいう町だという・・・とにかく北へ向かって旧国道8号を下っていくと看板があった。臨時駐車場への案内板があるのでその矢印の向くまま行って見た。でもなんだかかなり離れているような?気配、シャトルバスがでているようだ。・・・・会場あたりまで行ってみようということになり出来るだけ会場近くまで行って見た。
会場あたりに近づくと駐車場の看板の横に満車の看板・・・やばいと思いながら第二駐車場への看板に沿っていくと、係りの人が誘導している・・・しめた・・・というかほっとしたというか・・とにかく駐車場へ・・歩いて5分足らず・・
もうすでに沢山の人で一杯です。あちこちと見て回るといろいろな色とりどりの九谷焼きが並んで訪れた人が皆我先にと買い求めていました。皆さん三つ四つの買い物袋を手に提げています。一日で何万人でしょうから・・・結構な売り上げに・・・なんて変な勘ぐりをしてしまいました。
私はひとつ醤油差しを買いいました。今家にあるのは裏洩りするものですから・・・ちょっと可愛い焼き物でしたから・・・
九谷焼きの色合いも昔と違っていろいろ現代的になったと言うか・・・
以前の九谷焼きは青色というかむらさきというか、これ一色のような感じでしたが・・・
ピンク色や黄色やぼかしのかかったものや、 題材もふくろうさんや雀さんなど飾りにするいろいろなアイデアを工夫しています。九谷焼きの窒元、工房も切磋琢磨して生き残りを掛けています。いろいろな感性がモノを言う世界ですから・・でも私にはその感性がありません・・・従って値打ちが分かりません。
お値段の感覚はまったくかけ離れているようです。今流行の言葉ですと庶民感覚がないのでは・・・と思います。・・・という私が庶民感覚がないのかもしれませんが・・・きっとそうでしょう・・・なぜなら訪れたお客様は皆買って帰っているのですから。
大皿などどこで利用するのでしょうか・・・100万円の値段がついていますが・・そのまま何でも鑑定団に出したらどんな鑑定をするでしょうか・・・意外と定価というかサービス前の値段で鑑定されたりして180万円なんて・・また反対に30万円・・判定されてがっかりしたりして・・・
また、焼き物のデザインを描くことから転じて絵を描いて書も入れる達人に・・・私もあやかりたいです。何年も続けると『継続は力なり』でしょうか。どうも私は酉年のせいか突っつくのは上手いのですが続けることが苦手です。上手く続けていたらと考えると素晴らしい人生が待っていたのかもしれませんね。
私が気に入った作品のひとつに『福雀』というのがありました。
上手く一枚目と二枚目・さらに三枚目が対にになっていて、お値段も結構なものでした。
買う人から見ると安いものがいいのですが・・・・作る人から見るとそれなりの価値を買ってもらうというか見て欲しいというか・・・労働力への対価も必要です。難しい問題ですね。昔、マーケットインなどという言葉で価値を判断するのは買い手などという殺し文句がありましたが・・・どうでしょうか。意外とこれからはプロダウトアウト(創り手の美学)がいいのではと思うこのごろです。
なにはともあれ・・楽しい一日でした。この後は健康の森でマレットゴルフを楽しんで・・・お風呂に浸かって・・・・・・・・・。