講演会でいい話を聞いてきました
登山家で活動されている田部井淳子氏の講演会があるというのでお話を聞きに行ってきました。山の話ということで山の仲間で行ってきましたが、主催者は『読書普及会』であまり関係がないのではと思いましたが・・田部井氏の描いた著書とのつながりで・・・ああなるほどと感じました。前置きは抜きにして田部井氏の講演の内容は『人生は8合目からがおもしろい』と題してのお話でした。同じ題名の著書が販売されていたので買って帰り、昨日一気に読みました。講演の話はこの著書の内容をまた噛み砕いてのお話でしたが・・・本を読んでみると改めて公園のお話がリアルタイムに思い出されて感動する場面や共感する場面に出会いました。まずは8合目からが(60歳から)が面白いということに共感しました。私も60を過ぎてから定年退職してからいろいろな友人といろいろなことを楽しんでいます。
『人の誘いにはまず乗ってみる、やってみる』とお話しています。私もこれと同じことを思って『誘われたら、断らない』という気持ちで人付き合いをするようにしました。
著書の中で、『気力』『体力』『財力』『協力』についてのお話があります。山に登るには、山へ行こうという気持ち、そして体力が必要だということ、そして山に行くための財力(山に行くだけのお金)、さらに家族の協力がなければできないと・・・・自分に置き換えるとまったく同じように共感できます。私の場合かれこれ30年近くマラソンで走り続けていますが・・走るぞという気力、走れる体力、わずかなお金ですが大会などにエントリーする参加費やシューズなどを買うお金、そして練習や大会に出場するための家族や仲間の協力・・・こんなイメージを描きますとまったく同じように感じました。
田部井氏はまたいろんなことにチャレンジする心を持って楽しむことを話しています。彼女は60代でシャンソンを習いコンサートまで開いた『怖いもの知らずの女たち』ということでチャレンジしたそうですが・・・これにも同感です。今私も仏画にチャレンジして頑張っています。田部井氏の本にこんなことが書いてあります。『下手でいい、ハードルを低くすれば今すぐ始められる』と・・・これを読んで勇気が湧いてきました。下手な絵を沢山画いてみたいと思います。