生きること
昨日のできごと、いつもジョギングをしている公園で自ら命を絶った人がいました。周りの人みんながびっくりして大騒ぎです。
自らの命を絶つということは大変なことで、人には言えない苦しみというか、悩みというかいろいろなことがその人の人生に押しかけてきたのでしょう。お金のことかもしれませんし、人間関係のことかもしれませんし、身体のことかも知れません。
どんな理由があるにせよ自分の命を絶つことは絶対に避けなければならないことでしょう。でもその人にとっては、精神的に追い詰められて死ぬことだけが選択肢になってしまったのでしょう。
なんとなく分かる気がしますが・・・人には誰にもいろいろな苦労や悩み・・・死んでしまいたいくらい辛いこともあると思います。中高年の自殺者が近年増加しているということです。いろんな背景があるのだろうと思います。
私が思うには、苦しいことや、辛いこと、あるいは悲しいことがあって死んでしまいたいと思うようになるには、いろいろなことが重なったときではないかと思います。
私も一回りした人生を経験していますからいろいろなことに出会っています。辛かったことも乗り切って来ました。悩むことを誰かに相談できる・・話すことが出来る・・。私の場合いろいろな意味で幸せだったと思います。家族、友人が周りにいて支えてくれたことがいろいろなことを乗り切る力になるのでしょう。
大分前のブログで『幸せの条件』(北陸33ヶ所霊場巡り)をのせたことがあります。
①健康であること
②良い人間関係であること
③感動するこころになること
④ある程度自由になるお金があること
⑤自分に出来る役割を持つこと
この5条件が全部ふさがってしまうと大変なことになるのではと思いました。言い換えればひとつでもいいから残せると、最悪のことからは逃れることが出来るのではないでしょうか。
それには、とにかく外に出かけることだと考えます。ただ単に外・・太陽の出ている空の下にいれば結果はだんだん良くなると私は、自分のことからもそう感じます。
神様が迎えに来るまでは自分から行く必要なないと思うことにしています。まだまだいいことがあるだろうから。