土日は芸能に時間を費やしました。
昨日は『まちなか文化施設響きのホール』で《fukui jazz2009》が開催されました。友人たちと出かけました。3部構成で#1福井ニューサウンズ・オーケストラ、#2河野小学校ジャズ・オーケストラ、#3白井淳夫スヰンギン・バンドが出演してジャズナンバーを演奏してくれました。ジャズはあまり好きではないのですが、昔ブラスバンドや、合唱、そして友人たちとバンドを作って楽しんだころがあって音楽そのものは大好きです。
今日のブログで書きたいことは、#2河野小学校ジャズ・オーケストラのことです。『河野小学校ジャズ・オーケストラ』のプロフィールですが、《平成18年(2006年)5月の結成以来、学校行事や地域行事はじめ、吹奏楽コンクールでの演奏やプロミュージシャンとの共演など、地元を中心に活動を続けてきた。メンバーの卒業に伴い3月22日の地元河野でのコンサートを最後に3年間の幕を閉じる》とパンフレットにありました。
思ったのですが指導に当たった先生(担任)の素晴らしさ、音楽を通じて子供たちと何かに打ち込むことの大切さを教えた、そして奇跡といえる人生の遭遇、出会い、子供たちにとってはその担任の先生に出会ったことの素晴らしさを何年か先にきっと感じることでしょう。
演奏の話に戻りましょう。子供たちの演奏ということで・・・と思っていたのですが、いいえそんなことはありませんでした。河野小学校の子供たちの前に演奏したものより数段素晴らしく聞くことが出来ました。また選曲を考えて演奏されたのでしょう。一曲目に『スパイ大作戦』のテーマー曲で始まり、その演奏の後の説明がまた良かったです。
『このバンドは3日後には消滅する・・・』(卒業式で解散ということです。残念ですね)、ドラムの河野君と握手して帰ってきました。ベースの江端君はとてもカッコいい少年です。
ここからは想像です。武井先生が河野小学校に赴任した平成18年子供たちと出会って教鞭をとっているとき、音楽室で先生が音楽室の片隅にあったサクスホーン吹いていて、そこに音楽の先生がやってきて二人で楽しんでいるところに、子供たちがその素晴らしい演奏に感激して、先生たちに楽器の演奏を教えてもらうことになった。そして毎日練習するようになり。学校の行事(運動会)で行進曲をやって学校で一躍人気者になった。校長先生がその気になって、予算を工面して活動をするようになった・・・・・
こんな物語・・子供たちと若く燃える心の先生との出会い。
ちょうど私が高校で体験したこととダブらせて物語を作って見ました。私も新人の担任の先生(内藤)に出会ってやる気満々の先生がブラスバンド設立に奔走して実現したことがあります。今懐かしい思い出です。あのころのバンドは卒業とともにちりじりになってしまいましたが
河野小学校の子供たちはこれからも、ずーっと続けて欲しいですね。
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2週間前、友人から篆刻のプレゼントを頂いたのですが、この篆刻を押した作品を今日友人にお渡ししました。七福神の色紙です。本当はご朱印を頂いてくるべきものですが、ご朱印を自分で書いてみました。現物を見てください。
絵を描いていると、時間を忘れて、描き終わると心地よい感じがします。
出来る限り絵を描く時間を作りながら楽しみたいと思います。